タイの社会保険が来年初めから、納める額の上限が引き上げられるようです。
現在は、15000バーツの給料の人が上限で、それ以上の給料の人は一律、15000バーツで計算するというもの。
本人が5%負担ですから、750バーツ。一方、同額を会社負担で750バーツを現在、納めています。これが、給料2万バーツに引き上げられるというもの。
そうなると、2万以上の人は一律、2万で計算ですから、2万×5%=1000バーツとなります。
まあ、これはタイ人の給料のことですが、もちろん、日本人が同じように働いていて社会保険に入っていれば本人負担1000バーツ、会社負担1000バーツに引き上げられるわけです。
まあ、うちの会社で見ると、2万バーツ以下のタイ人は、全体の半分以下ですね。メッセンジャーがまだ1万バーツ台がほとんどですが、経理士は軒並み2万バーツ以上ですから、まあ、物価上昇、給料上昇に見合った処置ということもいえると思いますが、もう、いっそのこと、給料3万バーツの設定でもよいと思いますね。
3万バーツ以上の人は一律、3万×5%=1500バーツの支払い。これでいいんじゃないでしょうか。
最近の物価上昇を見ていると、タイ人の給料が25000バーツほどになるのはもう時間の問題ですね。まあ、3万バーツはあと数年かかるでしょうか。25000バーツあたりのタイ人がバンコクで普通、というのは、もう真近だと思いますね。
ところで、給料2万バーツ以上の人が多い、といううちの会社などで、例えば10人いたとしたら、会社負担分は10人×250バーツで2500バーツ負担増となるわけです。
こうやって、インフレのタイでは、ジリジリと支払い額が増えていくんですね。それがそのまま、街中の販売価格に反映されているということにもなりますね。