先日の経理会社の話。
結構、反響があったので
じゃ、どのようにすればよいのか!
というのを書きましょう。
経理会社で、会社の中で
育てた人材が出ていく、
という話ですが。
じゃ、他のローカルの、タイ人が
経営する会社はどうして
いるのか?
経理士が、8社ほどすべての
帳簿付け、決算を行う、という
ことで、給料が25000~
28000バーツに上昇していく
という話でしたが。
タイ人が経営している会社では
だいたいがその社長は
公認会計士であったり
経理士であったり、一応、
最終的には自分で処理できるん
ですね。
その上で、例えば、経理士に
12社の帳簿付けだけをやらせる
というものです。
決算とか、そのからみはさせずに
帳簿付けのみ。でも結局は
決算もからんでくるので、
総合的に見た方が、その会社に
とってよい経理ができるんですが
とりあえず、毎月の帳簿付け
のみやらせる。
そして、決算については
マネージャークラス、あるいは
社長がみずからやる。
そうすれば、帳簿付けの経理士も
うすうすは決算もわかるのですが
はっきりとはわからないんですね、
やってないから。
それでは他の会社では使えません。
そうなると、給料は22000
バーツです。
だから、このローカルの経理会社
では20000~22000バーツ
で抑えられる、というものです。
いわゆる飼い殺しですね。
まあ、そうやって、すべての
流れを把握させないで、部分ずつ
のみ、仕事をさせる、という
わけです。
まあ、工場などでも同じだとは
思いますけど、全体を把握させる
のではなく、部分のみやらせる。
そうして給料を抑える。
まあ、でもそれも、姑息ですよね、
仕事としては。
経理は工場部品じゃないですからね。
まあ、ちゃんと決算までできるように
なって、違う会社に羽ばたいて
もらうのも、いいんじゃないかとも
思いますね。
次々に人材を探すのはたいへん
ですが・・・