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タイ人の給料がぐんぐん上がる

投稿日:2017年7月28日

うちの会社は経理会社でも

あるわけですが、タイ人スタッフ

の経理士の給料は、本当に

うなぎのぼりに上がっている、

という感じです。

先日、来社した小規模のIT関連の

日本人経営者も「いいタイ人を

雇いたいんだけど、新卒で

2万バーツ、1年ごとに1万バーツ

あがる感じで、数年の経験で

5万バーツほどにもなる」と

言っていました。

私が見た感じ、このIT業界や

経理業界などはかなり人手不足の

ようで、うちの会社の経理士も

本当に求人するのは大変ですね。

 

そもそもタイではこういう

仕組みなんですね。

うちの会社で、大卒の経理士を

給料17000バーツで、雇います。

経理会社ですから、小規模の日系

80社ほどを受けており、

マネージャーがいて、その下で、

その経理士は、外部の7~8社の

経理を担当し、会社設立から

会社閉鎖まで、内容を把握できます。

この経理士たちにとって大切なのが

「決算をできるようになること」

ここが経理士の分かれ目になっていて

当然、7~8社を受け持つと1年に

1回、決算があり、とりあえず、

手取り足取り、マネージャーに教わり

決算処理をこなします。

1社やって2社目で復習して、

3社目で自分でやって、そうして

決算処理もできるようになって、

だいたい1年半ほどでしょうか。

その時には給料は、22,000バーツ

にはなってますかね。

需要と供給のバランスですから、

決算をこなせる経理士、といえば、

市場では25000~27000バーツ

以上ですから、22,000バーツに

しても、うちから出ていく可能性

があるわけです。

そうやって、会社の中で勉強した

経理士が、こなせるようになれば

市場に出れば、もっと価値があり、

結局、25000バーツほどに給料を

上げなくてはならなくなります。

ほぼ2年間で、8000バーツ上がった

ことになります。

これが経理士の現状です。

ITはもっと人手不足でしょうから、

こうやって社内で教えた人材が

市場に出ると高値で、それで

出ていく、という構図なんですね。

 

 

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