ペプシ

日本とタイの道徳観

投稿日:2019年8月2日

「道徳観」の話である。

そういう物差しで物事を考える

ようにしているが、タイ人と日本人

は道徳観が違うんだな、と思う

こともあります。それは当然、こと

ばの中から出てくるものなので、

その国のことばがわからないと、

細かいところでの比較はできない

でしょう。

両国の人を比べてみて、タイで

の不思議というのは、選挙を何回

やっても、最後はクーデターとか

武力行使とか、力で民政を抑圧す

ることです。というか、結局、皆

ばらばらに物を言って、それが

暴力にも発展するので、力で抑圧

しなくてはならなくなる。それが

暫定政権の起こりだったと思い

ます。

あと、不思議なこととして、見え

るのは、Pepsiいうドリンクがあり

ますが、そこのいわゆるタイ側の

人が独立して、estを起こしてシェア

を分け合っていることです。以前、

ピザハットからザ・ピザ・カンパニー

に分かれたのも、タイ側の株主が

それをしたのだと思う。

そういうことが普通にできて、外国

から来た大手企業に、最初はいっしょ

にやっていたが、のち、意見が合わず

離れて独立するというパターン。

Pepsiなども、もし競合する同じ業種

をタイ国内でつくる場合は10年間は

それができない、という契約書を交わ

していれば、それはできなかったの

かも知れないが、もともとタイの

大手が株主に入るわけだから、そう

いう覚書がないのかも知れません。

それで、その「道徳観」ですが、

日本だと大手のPepsiとか、ピザ

ハットとか、そこの株主の日本人

が、というよりもこれらの場合は

例えば大手商社になるのかも知れ

ないが、ケンカ分かれして露骨に

ライバル企業として同じ商品を

売り出す、ということはないで

しょう。「モラル」というか、

そういうものがあるような気が

します。タイでは、そこのとこ

ろは、「アリ」ですね。

そのあたりの、感情というか、

道徳観が、タイ人と日本人と

では違うような気がして、最後

は話し合いでまとまらず、

クーデターで解決する、という

のも、そういうタイ人気質なの

かなと。モラルというか、道徳観

の問題なのかと。それが、タイ人

の話すことばの中にひそんでい

るんだとは思いますが、いまい

ちその部分がよくわからないん

ですね。

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