剣道に打ち込んでいた時期
があります。というか、
やらされていた時期ですね。
小さいころに、なぜか。
いやだったんですが、小学5年
のころですかね。
普通なら、その時期にやり始め
るのは、遅いんですね。
だから、小さい子は自分より
うまくて、高学年の初心者ですね。
6年生になってもやっていて、
そのまま、蜂ヶ丘中学に入っても
学校のクラブに入ってしまい
ましたね。
皆、もっと小さいころからやって
いるので、自分よりうまいんで
すね。そこまでまだ追いつけない
んです、なかなか。
それと朝練があるんですね。
朝早く、授業が始まる前に。
体育館と部室は校舎をまたぐ
感じにあり、校舎は2棟大きい
のがあって、朝、体育館で練習
を終えてそのまま、校舎の間を
歩くんですね。そうすると、皆、
窓から一斉に見ていて。
マンモス校だったから、1年生
だけで15組くらいあったと
思いますね。
「おい、やつがいないぞ!」
て窓から見て言っていて、
振り返ると、私が教室に入って
来て、「きょうサボッたのかい?」
といわれて、いやでしたね、
この朝練が。
やって校舎の間を歩くのもイヤ
だし、サボッて、そっと、教室に
入るのもイヤだし。
何で中学で剣道やらなきゃ
いけないんだ、と思います
けどね。もっと自分の好きな
ことはいろいろあったと思い
ますけど。
その後、1年で二軒茶屋に
引越したので、あっという間に
開放されましたけどね。
でも今度は、ど田舎の学校で、
部活もあまりなかったし、
拍子抜けしましたけどね。