先日の野村不動産とオリジン
プロパティー社のオンヌットの
超高層物件でいうと、22㎡の
部屋で価格は269万バーツから、
というものだが、22㎡の部屋と
いうのは、今までであまり
見かけない小さな部屋だ。
販売価格を抑えるためには結局、
どんどん部屋の大きさが小さく
なっていく。
22㎡の部屋というと、タイでは、
スタジオタイプのアパートで
それぐらいの大きさだろうか。
ガラ~ンとした部屋にベッドが
置いてあり、ベランダがあって
トイレが別途になっている。
昔はそういう部屋を借りて
いたのでイメージできる。
無理に1ベッドとリビングに
できないことはないが、
かなりせまいだろう。
このような部屋を買うタイ人は
若い人も多いだろうから
2人で住む分にはいいかも知れ
ないが、子どもが出来たらどう
するのか?タイ人のお決まりで
あるいなかに預ける?
子どもの部屋がないので子どもも
つくれない、ということになる。
まるで、子どもはつくるな、
という部屋の大きさだ。
少子化が顕著なタイで、日本と
同じように子どもを産んでもらう
政策を立てる必要があるのに
これではいけないだろう。
さきのオンヌットの物件は結局、
1㎡当たり12~13万バーツ以上で、
まあ相場に近い物件ではあるが。
子どもがいるのを想定して
2ベッドだと50㎡だから、
それなら50㎡×12万で600万
バーツ以上となる。こんな部屋は
なかなかタイ人の中間層の
ローンでは2人合わせても
買えない。
結局、200~300万バーツ台の
せま~い部屋を買うことに
なるのだろう。
じゃ、どうすればいいのか?
都営アパートをつくる?
いや、やはり、郊外にEECの
ような新たな拠点をつくるのが
手っ取り早そうだ。
そういう意味では、バンナー通り
周辺で、スワンナプーム市の
創設がいいと思うがどうだろう?
でも、そうやって、実際にやって
みると、また、販売価格が高騰
して、同じような金額になり
そうだが・・・・・