キングパワー社がタイのデューティー
フリーショップの入札で勝利し、
引き続き、空港での免税店の事業
を行うということです。
あれはタクシン首相時代だったで
しょうか。キングパワー社がのし
上がってきて、免税店の権利を
独占的にして、もうけをひとり
占めしているように見えました。
反タクシンの現政権なので、
営業権は新しい会社に変わるの
では、と期待されましたが、フタ
を開けるとまたキングパワー社の
独占になっています。
プレミアサッカーのレスターの
オーナーでもあったおやじさんが、
ヘリコプター事故で亡くなって、
息子が引き継ぎ、見切りをつけや
すくなったと思ったんですけどね。
そもそも、なぜ1社独占なんでしょ
う。今回の①スワンナプーム空港の
免税店事業 ②プーケット、チェン
マイ、ハジャイの3空港の免税店事業
③スワンナプーム空港の商業事業の
権利 これをわざわざ1社に独占させ
なくても、③のスワンナプーム空港の
商業施設の権利は、①で権利を得た
会社以外にする、とか、そういう公平
さが必要だと思います。
スワンナプーム空港の免税店で、
キングパワー社は1年で154億バーツ
の収入を見込み、空港公団へは20%を
支払うことになる、というと、30億
バーツ余りになります。
オーナーは長者番付けで6位に出て
くるお金持ちなのだから、空港公団
の取り分は40%でもよいのでは
ないでしょうか。そもそも、街中の
ロータスやビッグシーのフードコー
トなどでも、入っているテナントは、
収入の30%の家賃を払ったりして
いるのに、今どき20%なんて、
少な過ぎじゃないですかね。
まあ、いずれにしても、財閥として
のキングパワー社はさらに強固になる、
ということになるのでしょうか。