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和牛の卸し、販売の事業譲渡

投稿日:2021年10月7日

 このコロナ禍の状況でタイでの日本人の会社の維持はどこも大変ですが、特にレストランやパブ、バーなどはまずお酒を売れないし、時間制限でようやく10月から午後9時までできるようになったので、その範囲内で営業しろ、というのも、大手チェーン店なら、資金がある限り、耐えられそうですが、個人営業の店は3ヵ月から6ヵ月ほどしか貯えがないところが多いので、資金がショートして、そうなると店はやっていけなくなります。 


 うちではいろいろな会社の経理を請け負っていて、その多くが日本人個人の会社でタイで独自に起こした会社です。うちも15年以上タイでやって来ているので、この人の会社はうまくいくなあ、というのはなんとなく見えますね。
 その多くが営業ができる人の会社です。広告を出して顧客を獲得するのではなく、みずから営業して顧客を開拓する人の会社はうまくいきますね。
 まあ、自分が動くのだから、動いた分、顧客を獲得できてあとは、その商品というか、提供するもののクオリティーがよければいいわけですから。
 ただ、ライセンスとか、ビザ、労働許可証とかちゃんと取れることが前提ですけどね。まあ、そういうことはうちのような業者にやってもらえばいいわけですね。安くで、というのがポイントですね。

 私が見てきたなかで、商品のクオリティーという点では同じようなレベルだと思うんですが、「リサイクル」というのがあります。日本から中古品を持ってきて、タイで売るというものですが、2つの業者が同じようにタイで始めたのですが、一つは自分で切り開いていき、今やこんなもうけがあってよいのか!という状況で、もう一つは事業設立の可能性を見るだけで、このコロナ禍で中断してしまいました。
 おそらく、クオリティーは同じで、日本から持ってくるものなので、他の業者が参入しにくい業種ですね、特にタイ人は難しいですね。(でももう十分に日本の業者が出て来ていますが)

 なので、あとはどのように輸入して、税金を少なくするかとか、許可証をどう取るかとか、ビザ、労働許可証の業者はどうするのかとか、法人税をどうするのかとか、店をどこに置くのかとか、タイ人にタイの店を回してもらうのにどうするのかとか、ですが、そのリサイクル業者は、ほぼ自分で開拓していき、道すじをつけたのであとはタイ人にたのむだけですね。ビザ、労働許可証、法人税については弊社ですね。これは選んだところがラッキーだったと思いますね。

 あと、タイのことよくわからないのに、結構よい場所を見つけて次々に契約してきたのには驚きましたね。フットワークがいいんですね。
 ただ、このようなゴリ押しのやり方を見ていて、ある時、やばいなあと思ったときがありますね。それはこのまま行けば、本人が国外追放になるのでは、というような時ですが、その人「ケチ」なんですね。
 それで何でも自分でやろうとするんですが、当局の査察が入っているので、このまま国外追放になれば、自分はタイの事業をできませんからね。お金を出し渋ったんですね。タイの社会を知らないから。そういう状況はあったのですが、何とか選択を間違わなかったんですけどね。
 でもガラクタに近いので、いつタイの輸入が禁止になるのかわからないので、もう日本からそういうものを輸入したらダメ、とタイ政府がいえば、そこでゲームオーバーですけどね。

 最近も一つ、この会社うまくいくんじゃないか?と思うようなところがあったのですが、このコロナ禍で資金不足となり、その会社ごと、事業を売りたいようです。非常にもったいないと思いますね。
 和牛を一頭買いして日本の産地から直輸入し、タイで卸しで、自分の店でもレストランとして販売するというものです。
 会社を設定して、ビザ、労働許可証も取り、肉の輸入ライセンスも取り、日本の産地も確保して、あとはまわしていくだけ、という時にコロナに当たり、ここは1~2年は我慢なんですが、それを乗り越えれば事業としてうまくいくと思いますけどね。
 何といっても、直営で輸入する牛肉のタイでの販売でVAT7%がかからないで売れるので、もうけが高い!もちろん、日本の産地とタイアップが必要ですが、その道すじをつけた段階で、事業を手放すのはもったいない気がしますね。
 形はできているので、あとは1~2年の我慢と肉の卸し業務を知っていれば、事業ができると思いますけどね。
 もし興味ある人は事業譲渡という形で聞いてみて下さい。タイで和牛の卸しを考えている人がいいですね。092-291-6304 まで日本語で

イチボ

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