タイで外国人が労働許可証を
持って働いている統計というのが
あって、2017年6月時点で、
労働許可証を持つ外国人は
156万人いて、そのうち
ノンイミグラントのBのビザ
を取っている人で、一番
多いのは、日本人で15,152人、
続いて中国人で13,269人、
3番目はフィリピン人で
12,898人となっている。
スクムビット界隈でも、ランチ時に
中国人をよく見かけるし、
地方の高速鉄道の建設で、
大量の中国人技術者などが
やって来る、などのニュースも
見かけるため、今後は、おそらく、
日本人を抜いて、断突の1位に
輝くのではないかと思う。
3位のフィリピンというのは
ソンクラーに住む日本人に
聞いたところでは、同じアパートに
フィリピン人が住んでいて、
地元の高校などの英語教師をして
いるという。
日本と同じように、英語教育に
力を入れているが実にならない
状態のタイも、ネイティブに近い
英語教師を全国津々浦々に、
配置しているんですね。
バンコクのベルリッツなどでも
フィリピン人教師はいますから
ね。「え~、ネイティブがいい!」
といっても、彼女たちは英語は
ネイティブのようにうまいですよ。
まあ、でも、ネイティブじゃない
ですけどね。
我々、アジア人ですから、何となく
ニュアンスでわかるんですね、
話していることが。
でも本当は、それではきっと、
ダメで、欧米人の英語を聞くのが
いいんでしょうが。
ところで、日本人が労働許可証を
持って働いている数が、15,152人
というのは、タイで長年、働いて
いる私からすると、少ない感じは
しますよね。
本当に働いている日本人は、
もっといるでしょう。
3~4万人くらいじゃないですかね。
スクムビット界隈でも、
ロングステイの1年ビザで働いて
いる人、タイ人との結婚ビザで
働いている人、あるいは
ツーリストビザで働いている人。
まあ、違法ですけどね。
あの、40万~80万バーツの
罰金が来年1月から施行されたら、
どうなるんですかね。こういった
違法就労は減るんでしょうか。
タイ政府の本気度によりますよね。