กรงกรรมクロンカムというドラマを最近、見ていて、3チャンネルで毎日、やっているんですね。夜8時20分ごろからです。
良い行いをすれば報いが来るとか、悪い行いをすると、悪い結果になるとか。まあ、因果応報ですかね。
タイ人はこういうドラマが好きで、私もこのドラマに関しては、非常によくできていると思って、2回目ですが、見入ってしまってます。
2年前に放映されたようですが、そのときは見てなくて、今年の8月ぐらいですかね。ネットフリックスで見つけたシリーズで、思わず毎日、全話見てしまいました。
すごくよくできた内容で、おもしろいです。さすが、3チャンネルですね。
まあ、日本人からすると、ちょっとばかばかしいんですが、例えば、悪い行いをすれば悪い結果になるとか。そういうのが人生のドラマのテーマじゃないんですね、日本人の場合は。
だけど、タイではこれがドラマになるんですが、タイらしくておもしろいんですね。
この手のドラマを見る時は、登場人物の名前を覚えることと、キーワードを覚えてしまえば、あとは、少々、ことばがわからなくても、見ていればだいたいわかりますね。例えば、婿嫁はサパイですね。
ヨーイが華僑の家に嫁いで、マイチャルンプラが演じていて、私の世代ですね。時代設定は、50年ほど前ですね。
町の総合雑貨店みたいな感じで、別途に精米所を持っていて、町のあるじですね。
このお母さんには4人の子どもがいて、長男はアーチャイ、次男はアートン、3男はアーサー、4男はアーシィー。
アーというのは、中華系で使うーちゃんとかですね。
長男のアーチャイは軍隊に行って、そこで嫁を見つけ、これがレーヌーといって、初めはあばずれですね。だから、イ・レーヌーと呼ばれたりして、レーヌーの野郎!ですね。あるいは、年下が呼ぶ場合は、ピーレーヌーで、レーヌー姉さん。妹がそう呼んでますね。
それで、次男のアートンの嫁はピライで、これが悪者ですね。タイのドラマによくある、こんなやつ、いないだろうという設定です。ねえさんの พี่ ピーとまぎらわしいです。
それで、一番下の4男はまだ学生で、ほとんど家には帰って来なくて、レーヌーの妹のワンナーが好きで、という感じです。
今、毎日やっていますが、もう終盤にかかってきていて、あと2週間ぐらいで終了でしょうか。
もうすぐ、4男がおぼれて死ぬんですね。遊んだ女性と子どもが出来てしまって、「おろせ」という悪行のむくいを受けるわけですね。ヒィアシィーとの子どもを見ごもったと。ヒィアというの中華系の人につける~さんですね。
例えば、3男のアーサーを呼ぶ際は、サー、アーサー、ヒィア・サー、ナーイ(あなた)、ピーサー(サー兄さん)、ノーンサー(サーちゃん)などがあるんですね。どう呼ぶかによって、相手の年齢的な位置等がわかりますね。
2人で話していても、あなた、ということばでは、おまえ、あんたは แก ケー、おまえ!は มึง ムン、あなたは เธอ トゥー、ねえさんは เจ๊ ジェー、おまえは เย็น エン、男性のあなたは นาย ナーイ、お兄さん、お姉さんは พี่ ピー、年下のあなたは น้อง ノーンあと、中華系のお母さんを呼ぶ際は ม้าマーで、子どもたちはこう呼んでいます。あと、中華系の男性を呼ぶ際の เฮีย ヒィアがあります。さらに中華系の兄弟は อา アー、中華系の嫁を呼ぶ場合は、ซ้อ ソーですね。嫁がレーヌーとピライの2人いて、どちらもこう呼んでいで、まあ、嫁さんということですね。
チャンターをアーサー(3男)がひそかに好きだったけど、他の人と結婚することになり、その結婚式で、昔、ミアノーイ(めかけ)だったのがばれて、破綻し、いっしょにチェンマイに逃避行するという
レーヌーがアーチャイとの子どもを身ごもったけど、チャイが軍隊の隊長?の娘と結婚することになり、
そしてピライが自分の悪行を行っていた、悪い自分をすべて吐き出して、善人になる。
というドラマで、マイチャルンプラがやはり、すばらしい演技で、歌も大御所だけど、演技もバツグンという、子どもはいないし、結婚もしていないはずだけど、中華系の家に嫁いだお母さん役はすばらしいですね。
ところで、マイの曲はカラオケでは歌いやすいので、昔はよく歌ってましたね。
そして、このシーンがこのドラマの最高潮のシーンだったのかな、と思いますね。ということは、アーサーが主役の1人だったんですね。
そしてこれで、さらに涙ですね。
これを意識的に1月1日の放映に持ってきたんだと思いますね。