毎日、夕方から見るテレビといえば、ネーションのニュース、22チャンネルだったわけですが、いつしか歯切れがよい、あのかすれ声のおばさんがいなくなって、その相棒も姿を消し、そして、午後8時過ぎのカノックとティラもいなくなって、彼ら2人は朝の番組もやっていて、そっちも見ていたので、なくなると、何のニュースを見るのかというと、32チャンネルのタイラットぐらいしかなくなりました。
カノックのニュースは、彼の正論が入った解説で、まさしく、日本の橋下さんのように、正論ですね。
まあ、そこまで理論的ではないですけど、間違ってること、正しいことをちゃんと区別して、その判断をはっきり言うという、あまりにはっきりしすぎて心配になることもありますが、タイ人の正しい道を導く人だったと思いますね。
これらの人たちが一斉に辞めていったのは、今回のデモにも関係していると思われます。
もう、こうなったら、カノックが首相になればいいのに!という気もしますが、アナウンサーというか、ニュース解説者が首相というのも畑違いなように思いますね。
でも、カノックも24年ネーションにいて、辞めたら退職金ないんですかね。タイではみずから辞めると、退職金は基本的にないですけどね。あと、カノックの奥さんも同時に辞めて、こちらは27年勤めていたといいます。
ところで、私がタイに来たころからテレビでニュースの解説をやっていたように思いますね。そのころはまだネーションじゃなかったんですかね。ソラユットと漫才のようなニュース解説をやっていて、ソラユットは今、刑務所ですかね。
そのころはソラユットの話に口をはさむぐらいで息が合っていたのですが、今は、タイのニュース解説者の正論者ですね。
まあ、次はどこのチャンネルで顔が見れるのか、社長の意向でころころ変わるなら、自分でつくってもらうのがよいと思いますけどね。