きのう、ローカルのテレビ番組を見ていて、涙が出てきました。
貧しい人が出てきて、欲しいものを言って、それが実現する、という番組。
今回は、小学4年のジョブ君
ラヨーンに住んでいる
お母さんが売っているサイクローク(タイソーセージ)を、
助けています。
1本7バーツで1日1000バーツに届かない
午後3時から8時まで。
学校には午前9時から午後3時前まで
家族はあと、お父さん、おじいさん、妹
本当のお父さんは出ていき、新しいお父さん
でも、痛風で歩けないことも
「本当の子どもじゃないのに、面倒を見てくれるのでありがたい」
とお父さん。
12歳の子どもが、お父さんを養っている。
「彼らがかわいそう」
とホームレスに、売っているタイソーセージをあげる
セブンイレブン前でホームレスに会った時も
なけなしの40バーツの半分、20バーツをあげたことも
そのホームレスがある時、来なくなり、刺されて死んだという。
「ホームレスにあげたい」といい、
服、ズボン、靴下、ぞうりがほしいという。
結構、我慢強いジョブ君が、泣き出して、声が震える姿を見ていて、
子どもが悲しむ社会にしているのは、大人の責任と思う。
タイ社会全体の問題だと思う、
子どもを泣かしたら、あかん
今、若い人がデモを行っている内容とも、
今の社会を変えるという意味では、結びついてくることだと思う。
いつまでたっても、貧しい人は貧しい。
下層の人が社会保護を受けられる社会、十分な教育を受けられる社会
一部の人がお金を独占して持っている社会を改善しないと
こういうお涙ちょうだいの番組が続くのだと思う、