外国人のタイ滞在については、タイ政府の承認があって、イミグレーションのホームページでそのお知らせが載っていますが、うちの会社も毎日のようにイミグレーションに行っていますが、こういう発表は、載ってから担当官は知る、という状況で、事前にイミグレーション(入国管理局)の担当官が知っていて、それをなじみだから教えてもらえるという状況ではありません。
それで今回のイミグレーションからのお知らせについては、タイ語の表示では、「すべてのビザは、2020年9月27日からを許可する。現在から2020年9月26日までに手続きをすること」などと書いてあり、あまりはっきりと書いていないんですね。いつまで延長できるというのも書いていない。
一方、日本語のものは「ビザの延長の申請に関して、すべての種類のビザは2020年9月27日から許可されます」と書いてあります。
これだけを見ると、コロナでいた人はすべて許可されるのか?と思いますが、入国管理局の1178に電話してタイ語で応答した人によると、「コロナでいる人は延長できない」などと言っています。
現在、9月7日までイミグレーションは休みですが、会社のスタッフが、当局の担当官に電話で聞いたところ、2021年9月まで1年間延長されるケースがあるということで、
それはこのコロナでビザ更新をしていない人、ということのようです。
そんな人います?
このコロナの3月~8月の間にビザ更新期間中だった人で、その人がしなかった場合、1年延長、だそうです。
なんやそれ?
というう感じですね。
じゃ、例えば、5月にリタイヤメントビザが切れて、預金80万バーツがなくて更新せず、コロナの状況で滞在していた人は今回、ラッキーなことに1年延長ができる、ということですね。そんな人は少数派じゃないですかね?
一応、まとめると、正しくは次のようなものでしょうか。
タイ政府は特別措置として、ビザなしで滞在している人は、タイ国内に引き続き1年居られますが、9月26日までにイミグレーションで手続きをすること。この場合、延長できるのはコロナの影響で、3月からビザ更新しなかった人のみで、それ以外は9月26日までに出国すること、ということになります。
まあ、イミグレーションに行ってみれば、いずれにせよ、スタンプを押されるわけでしょうから、この9月26日までのスタンプが押されたら、それ以降はオーバーステイということですね。
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