ちょっと前の日本の新聞ですが、
「銀行員の転職希望が急増」
がトップの見出しでした。
人材サービス会社に新たに
登録した銀行員が、3割に
増加した、ということですが、
こういうニュースはちゃんと自分
なりに解釈して、理解しないと
いけないと思いますね。
「3割が転職へ」というのではない、
ということですね。
とりあえず、人材紹介会社に
登録する人もいるだろうし、
登録してもこのまま銀行で
働く人もいる。だから、そんなに
大げさではないにしても、
そういう行員が出てきている、
ということです。
さらに文章の中で、大手行
で5年働いた女性が、人材
サービス大手に転職し、
当初は定年まで勤めるつもり
だったが「銀行のビジネス
モデルの将来性に不安を
感じた。同時期に入社した
数百人も半数はすでに銀行を
去った」と話す、とあります。
何か衝撃的な内容ですが、
こういうのは、これが普通の
状況ではなく「こういうことも
ある」ぐらいで理解しなくては
ならないことですね。
マスコミは大げさに言いますから。
これも事実かも知れませんが
極端な例として解釈するのが
いいと思いますね。
まあ、要は、終身雇用で
安定した銀行員が、転職を
考えるようになった、
というくらいでしょうか。