3週間に1回くらいのペースで
食べたくなるのが「とんかつ」。
やはり、とんかつには、幸せを
感じるというか、満腹感を味わえる
ものがあり、そういう気分になれる
のがいいのでしょうか。
そもそも、自分が「とんかつ」という
ものを意識したのは、いつだった
だろうか。
学生のころ、巣鴨駅におりたって
大通りを渡って少し行くと、
「きんぐすいーと」というラーメン屋
があって、そこを過ぎると、とんかつ
屋さん「ゆうき」があって、
いっしょのところに住んでいた
第二松窓寮の寮生がそこに行くので、
私も、たま~に行くようになり、
いつも、ひと口カツ定食を食べていた。
800円ほどだったと思う。
とんかつ一筋にもくもくと働く
若いオーナーシェフで、とんかつの
専門店というのは、こういうもの
という感じがあった。
ヒレカツなどは1000円アップで、
自分ではそれほど、「とんかつ」と
身構えることはなかったんだけど、
他の人がそんな感じだったので
とんかつは特別なもの、という
意識ができてきていた。
そして、そのころ、スポーツ型の
自転車にどこに行くにも乗って
いたので、たま~に1人でも、
雑誌などで見た有名店に行って
みようと、湯島にある1000円
アップのとんかつ屋さんなどに
行ったんだと思う。
でも、思いのほか、パン粉が
多くて、まあ、こういうものの
評価は人それぞれなんだなあと、
思うようになった。
そしてタイに来て、とんかつと
いうのは、日本料理店の中の
1メニューで、専門店というのは
まだなかった。
その後、日本からも専門店が
やって来て、タイ人にも認知されて
きて、「とんかつ」というジャンルが
注目され、タイ人も普通にとんかつを
食べるようになり、さらに専門店も
日本からやって来るようになった。
でも、値段は結構、庶民的な値段で、
お高くとまった値段ではない。
タイでは、原価が安くで作れるためか
他のメニューと同じ値段か、あるいは
それよりも安くて、とんこつラーメン
よりも安いくらいだ。
さて、ということで、きょうのランチは
「とんかつ武蔵」へ。
前回、食べて気に入ったチキンカツカレー
230バーツをたのみました。もう1つは
ほっけセット300バーツ。とんかつ屋さん
ですが、焼き魚のセットなどもあります。
ところで、12時前で、まだ客もだれも
いなくて、たのんだメニューが
チキンカツだけだと、揚げる方も
やる気が起こらず、いまいちのものが
出てくるかもわからないと、また
ここでも単品のカキフライを
たのみました。
やって来たチキンカツは、以前と
同じですね。中の身は、いいところの
部位を使ったものですね。別途に
きざんだキャベツがきて、それに
たっぷりドレッシングをかけて
食べるのも、満足感が高いです。
もう一方の、ほっけは、結構、
大きくて、いずれにしても冷凍だと
思うのですが、大きさは良心的
ですね。
カキフライは、中を開けると
プ~ンと香るニオイ。衣も厚い
ですが、中のカキも満足感の高い
クオリティーですね。
人で混んでいないので、ゆっくり
食べられるので、私のローテーション
に入っている店ですね。長いスパン
ですけども。