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お弁当屋さんを引き継ぐ人、あるいはタイ人の弁当職人の働き口を探しています

投稿日:2021年12月9日

 この時期、店がオープンできても辞めていく料理店もあります。

 うちのお客さんで、日系の企業に勤められた人が、定年退職してそのままタイに残り、起業されていたケースで、うちの会社が経理を請け負った件で印象深いケースをお話しします。


 以前に橋本さんがいました。タイで長年、日本からの企業のタイでの社長さんをされていて、そこを定年退職されて、一念発起して、カレー屋さんをオープン、「カレー専門店で、250バーツほどでやっていける?」と思いましが、おそらく無理だろうと思いました。
 そのころは、ちょうど10年ほど前で、まだCOCOいちも出店していなくて、タイ人にもカレーライスは人気なくて、トッピングカレーが250バーツほど、というのは、セットであっても、とても高いひと皿だったと思います。


 しかし、カラッと揚がった揚げ物、S&Pをベースにしているけど、マンゴーなどを混ぜたルーのレシピで高級感を出し、カレー専門店でタイでは初めて成功したのだと思います。わざわざ、60になって日本に行って修業し、6ヵ月ほどで自分のレシピを完成させました。出だしのころは、日本人向けでしたが、徐々にタイ人にもカレーライスが人気となり、今やタイ人が好んで食べるものとなっています。のち、からだの調子を崩され、その店を譲渡され、そのまま別の会社が引き継いでいます。


 そして今回は、数年前に同じく退職されて、タイでお弁当屋さんをオープンされた日本人。それまでは日系企業でしたが、180度違う業種で、日本食のお弁当屋さんをされ、奥さんが日本で弁当屋さんをされたことがあるというので、それを生かして日本人向けのお弁当「トム&マミー」をされるということで、なかなかよい考えだなと思いましたが、ここで初めて、奥さんが主役になったわけです。


 奥さんはタイで長年、駐妻をされていたのでしょうが、そういう印象もなくて、何となくつつましい感じでした。
お弁当も、いなり寿しや肉団子など、さすが、日本での経験があるという感じで、「塩辛くない味付け」が印象的でした。日本の懐かしい味で、結構、繁盛していましたが、コロナに当たってしまいました。

 gmailを見返してみると、2014年6月から経理の請け負いをして、1370件ほどやりとりしていました。
7年間奥さんが作り手として、タイ人の助手2人とやって来て、このたび、ご自身の病気が判明して、奥さんがさきに日本に帰り、残った日々でだんなさんが1人でがんばっていますが、それも、この12月末までで閉鎖の予定です。 

 「ご自身で作られているんですか?」と聞くと、助手のタイ人が7年間の日本食の弁当作りで、自分たちで十分にできるようになり、「彼女たちが作っています」といいます。 

 日本人のうるさい舌に合う日本食が作れるのは、スゴイことだと思います。そうした微妙な味も奥さんから教わったのでしょう。

 それで実は、1ヵ月以上前にお弁当屋さんの買い手が見つかり、引き継ぐことになったのですが、このたび、どうも、うまくいかなくなりそうで、まあ、タイではよくあることですが、それでこの残りの日数で、せめてタイ人の助手の働き口を見つけたい、と考えているようです。

 タイ人の腕で日本食のお弁当が作れるレベルなので、というか、まあ、7年間、やっていれば、できるようになるのでしょうか。

 それで、店を引き継ぐなり、あるいは、タイ人の作り手の助手が必要、という人はぜひ、一報をお願いしたいです。

 企業マンが第2の人生でタイで起業されて、このように終わってしまうのは少し残念ですが、まあ、いつかはこういう日が来るのでしょう。

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