タイ人スタッフについて
考えてみます。今の時期、
うちの会社では1年に1回
給料が上がる時期で、その決定は
以前から私がある程度をやっていた
のですが、ただ、目測をあやまって、
重要な人物が辞めていくことがない
よう、給料を上げる必要があります。
そのあたり難しいですね。
売り上げが1年で20%伸びているなら
当然、給料も10%上がるでしょうが、
景気が悪いタイで逆にマイナスの
状況なので、当然ながらタイ人の
給料も最低アップとなります。
以前の教訓として「アップしない」
場合は、辞めていってください、
ということのようなので、
「500バーツアップ」も同じく
「必要ないです」の部類のよう
ですけどね。
だから1000バーツを上げるわけ
ですが、でも、会社ももうかって
いなくて、最低1000バーツ上げて
いると、大変だと思いますね。
今は景気が悪くて、会社閉鎖などの
話もよく聞きます。ただ、全体的に
は人手不足であるタイなので、
景気が悪くて解雇されてもすぐに
仕事は見つけられるし、インフレで
最低賃金も今回、バンコクで
325バーツ→331バーツに上がっ
ているので、1ヵ月では×30日で
9750バーツ→9930バーツで、
給料も上げざるを得ない。
先日のことですが、うちのおばさんが
やり始めたおかず屋さんで、働いて
いるのは、いなかのペチャブーンから
夫婦2人、そして母親と子どもの2人、
夫婦で住み込むうちの女性のみ1人が
おかず屋で働き、合計、5人がいて、
さらにカンボジア人が1人ですね。
事業を始めて2ヵ月半ほどです。
それで突如、母親と子どものペアが
いなかに帰っていき、さらに翌日、
夫婦で女性のみ1人も突如、いなか
に帰ると、帰っていったので、
とっても驚きましたね。
普通、こういう人たちは上階に住ま
わして働くので、家賃がかからなくて、
ある程度2~3年は働くと思われる
のですが、まあ、見ていて、客が
どんどん来るので、自分でやれば
もうけられるという感じで、辞めて
いくのであろうと思いますが、結構、
おばさんがたよっていた女性で、
給料は19000バーツだったですから
ね。恩とかそういうものもなく容赦
ないですね。
日本料理店ではこのようにすぐに
辞めるというのは知っていますが、
タイ人が個人でやってる店でも突如、
きのう住み込みから無断で出て行った、
ということがあり得るのが、わかりま
したね。そういえば給料は19日締めの
25日払いなので、しっかり19日まで
いて、20日には来ない、というか、
出て行ったわけで、こうなると、
なるほど、ミャンマー人を雇うという
のはわかりますね。おばさんも
「これから辞めるときは前もって
言わない場合は、最後の月は給料を
払わない!というのを契約書に付け
加える」と怒っていますけど、まあ、
それは労働基準法違反だと思いますが、
タイ人同士なら何でもあり、ですから
いいですけど。
ミャンマー人は少なくともタイでは、
自分では営業できないですからね。
おかず屋のノウハウを2ヵ月でマスター
したとしても、タイで自分で独立する、
というのはできないし、このノウハウ
をミャンマーに持っていっても使える
かどうかは難しいでしょうね。
まあ、タイ人はそれだけ、仕事先はある
ということですね。