ここ連日やっているニュースですが、ナコンサワンの捜査官が容疑者をプラスチック袋をかぶせて、窒息死させてしまった映像ですね、
この殺した本人チョーが今、逃げていて、というか、まだ出頭していなくてニュースになっていますが、このニュースでタイの本音の部分をちょっと考えたいと思います。
警察署の監視カメラに写っています。
→ これはさすがにタイではダメですね。普通は証拠をなくしてこういうことをやるのが、タイの警察です。
麻薬捜査監督長のような身分のチョーが、みずからの手をくだしています。
→ 普通、タイでは指令だけで実務部隊はまかせるのがあたりまえです。チョーはとてもใจร้อนですね
映像に写っているのは、私服の人たちですが?
→ タイではよくあるパターンで、トンロー署などでも捜査官は、裏の宿舎に居て、私服捜査官です、なので違和感はないです。
チョーは200万でかんべんしてやる、と映像で言っています。
→ なるほど、麻薬の所持、使用、売買の際のもみ消しは200万を警察が要求してくるんだな、というのがわかります。トンロー署などで労働許可証なしでの就労も10万単位でしょうか。
労働許可証不携帯で連行され4万要求
普通、この手の映像が出ても、警察署の中での死亡は「やむをえない」とうやむやにされます。容疑者の体の中から麻薬が検出され、逃げる最中に偶然死亡した、という処理になります。
→ このビデオ映像がないとそれも言えますが、映像は致命的です。この映像を、関係者の警察官が有名弁護士に送って発覚しました。内部告発ですね、それをさせるというのは、グループとしても一体感がかけているといえます。取り分が少なかったか、チョーのやり方がやりすぎだと思っていたか。
映像を有名弁護士に送ったが、1人目は逆にチョーに2000万を要求したとか、
→ 日本でも同じだと思いますが、証拠を握って、容疑者に対してお金を要求するのは、弁護士のよくあるパターンで、タイではこの方法は多いです。
チョーは容疑者が死んで、その家族に対して、500万バーツで、ことを済ませそようとしています。
→ 相手に対してはそれで済むかも知れませんが、検察が起訴すれば、禁固刑ですかね。今回はそうなる可能性大です。
今回は禁固刑?
→ タイではよくある見せしめのための事件になる感じで、チョーもまず、警察の役職をとかれたのですが、現在、それだけでけでは世間では収まりそうにないので、現在、容疑者となり出頭を促しています。
禁固刑5年ぐらいでしょうか?あと7人ほど逮捕されています。
→ チョーの指示に従っただけなので、今の身分は解かれるという感じでしょうか、デモが連日行われており、格好の材料にされるので、ここは厳格に対処すると思われます。
バンコクの広すぎる自宅に車が29台あり、麻薬捜査室長だとしても、そこまで稼げるとは思えませんが?
→ ここまで来ると、タイ政府への批判が強まっているなか、世間の声(SNS)が許さないでしょう、