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タイでの老後

 タイでこのまま生きていこうかなと思っている身にとっては、あまり老後の資金を考えたことがない。最後、施設に入ったら月間4万バーツくらいかかるのかな、というのが試算だ。認知症になったりとか、介護が必要になったりとか、あまり考えない。例えば、メーバーン(メイド)を雇っても今なら1万5000バーツほどだから、それくらいだ。

 住む場所があればあと、生活費とメイドで3万バーツほど。10万円ほどになる。パタヤとかで住めば、住めるかな、という気にもなる。

 もちろん、どこに住むのかというのもあるが、いなかに住めば住むほど、お金はかからないというイメージはある。タイのいなかというのは、タイ語ができればだが、男性にとっては女性には困らないようだ。うちのおばさんの父親は76歳ほどだが、1人身でいなかのペチャブーンに住んでいて最近、新しいフェーン(恋人)を見つけたという。その前も女性には困らなくて、少し小金があって養うお金さえあれば、一緒に暮らしていける人を次々に見つけられる感じだ。そういうのはタイのいなかは老人の天国じゃないか。

 話はそれたが、さきほど日経の情報を見ていて、女性1人の老後資金というのをやっていて、90歳まで試算してどれぐらいかかるか、としていて、65歳以上のその女性の収入は年金で約11万円。支出は生活費などで14万円。3万円が不足する。

 さらに、からだが動かなくなったり、認知症になったりすれば、施設に入ることになる。この施設の入居費は540万円ほどで、毎月別途費用として20~23万円かかる。

 私も親がいるのでその試算にはうなずけることがあるが、あと気になったところは、年金は受給を遅らせることができるが、例えば、65歳を75歳にすると、×1.84倍増額してもらえるという。なので例えば、私が国民年金を6万円もらえるとしたら7万円ほどになるのかな。タイバーツだと、22000バーツほどだろうが、年金って、私が若いとき、30年ほど前は将来、年金は破綻するので、かけなくてもかけても同じだ、といわれていたけど、今でも破綻していなくて機能しているので、やはりかけておくのがよいだろうが、タイに住んでいると、他の日本人はどうしているのかな。毎日の生活で精いっぱいで、年金なんてかけていないのでは、と思ったりもする。

 さっきの収入11万→支出14万→別途施設に入居540万→月額別途20万~23万だが結局、年金の11万だけではなく、いくら貯えがあるかだが、この貯えがない人はゲームオーバーとなり、煮るなり焼くなりしてください、ということか?

 皆が最低限の生活ができる、という点では、こういう11万→14万は仕方ないが、施設の入居費、維持費などはただにしてくれるのがよい国だろうが、そうなると徴収される税金が高くなる?もっと金持ちからお金を取ればよいのでは、とは思うが、タイではあまり計画を立てなくても過ごせるレベルだと思っている。

oomae555:
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