まあ、この表を見て、この数字が
何だかわかる人は、タイで会社を
経営している人とか、タイで
働いている人とか、そういう
人ですかね。
左の15000は給料ですね。
まん中の750は本人負担の
社会保険額、右の赤数字は
社会保険事務所が求めている
引き上げ額です。
要は、今までは給料15000バーツ
以上の人は上限、15000バーツで
社会保険が計算されていて、
本人負担750バーツ、会社負担
750バーツというわけですが、
それを、給料20,000バーツまで
引き上げて、それから上の人は
20,000バーツで計算しようと
いうもので、その場合は
本人負担1000バーツ、
会社負担1000バーツという
ものです。
ですから、もし、小さな会社で
日本人社長、タイ人4人の従業員
がいて、そのタイ人が皆、
給料2万バーツ以上のケースでは
それまでは社会保険の会社負担
は750バーツ×4人=3000バーツ
だったのが、新制度では
1000バーツ×4人=4000バーツ
になるというものです。
ただ、まだこの新制度、内閣に
承認されていません。
ただ社会保険事務所では、
現制度が20年も立っており、
現状にそぐわない、と言って
いて、おそらくは来年からは
新制度になるのでは、という
ことです。
まあ、タイも発展していて
急速な高齢化で、その費用の
捻出が急務で、それを社会保険
からあてようというのはわかります
けどね。
「タイは物価が安いから」と
やって来ていた人にとっては
もうタイはそういう国では
なくなってきているのだと
思いますね。