この時期、タイ人のスタッフの給料

改定がある時期ですね。

昔ですが、会社をやり始めた時、

メッセンジャーの給料を、2年目で

上げなかったんですね。別に意図は

なくて、「よくやってくれている

けど、昇給は会社がもう少しよく

なるまで、ちょっと待ってや」という

心の訴えだったんですが、その彼は

「いなかに帰る」と言って辞めて

いきましたね。そうすると、経理担当

タイ人女性が「500バーツでも上げる

のがナムチャイというものよ」と言っ

ていましたね。

それ以来、1年で500バーツ以上、

上げるのが最低ラインと思うように

なりました。

でも、会社も別に１年で20%増の

売り上げがあるわけではないし、

1年で自動的に500バーツを上げる

理由はないんですね。もうそうな

ると、ずっといてもらいたいスタッ

フは1000ー1500バーツを上げて

別に辞めてもらってもよいと思う

人は0ー500バーツにするとか。

ただ、会社の外の評価と会社の中

の評価というのがあって、18000

バーツのスタッフで、会社の中で

いろいろ教わって、外に出たら市場

では22000バーツほどの価値がある、

ということになれば、社内で4000

バーツも上げるのか？ということ

になります。

経理などの職種では、決算などを

覚えると、外ではひっぱりだこに

なりますからね。給料もそれくらい

上がるわけです。そこを見間違えて

2000バーツほどの昇給にとどめて

おくと、ある時、辞めていくんで

すね。

他の会社では25000バーツで雇って

もらえるところもあるようですから。

そのあたり、いてもらいたいと思う

スタッフは20%アップもしょうが

ないと思いますね。今、タイ人の

給料はアップ傾向ですし、インフレ

ですからね。