きのうのタイのローカル紙に
載っていた記事ですが、
アマタナコン工業団地の
三菱電機コンシューマー
プロダクツで、12/29から工場を
閉め、1800人の労賃等は
支払われない、と会社側が
発表し、それに対し、工員ら
がデモをチョンブリーの
労働局前などで行なった
というものです。
工員らに支払われる
ボーナスと給料改定に
対する不満のようです。
労働組合はこの件に関し、
納得できずにまず、
労働局に11/1に訴えており、
11/6~12/2に会社側と
労働組合が10回話し合い
を持ったが、合意には至ら
なかった、ということです。
すべてが反対している
わけではなく、反対していない
人は、普通に働いている
ようです。
会社側の給料改定では、
これまで給料の6~7%
ほどだった昇給率が、
一律400バーツに抑えられ
たとか。
また、今までの2交代制から
3交代制にして、残業をなく
す措置をとったという。
これに対して、労働組合は
納得ができないようです。
仲裁に入る労働局では
「ボーナスや給料の昇給率は
規定がないため、2者間で
話し合うしかない」としていて
「1800人を解雇したわけでは
なく、一時的な措置として、
会社側が行っているもの」
と言っています。
まあ、私も経営者なわけです
けど、確かにボーナスと
昇給率は勝手に決めま
すよね。雇用主の特権です
からね。
去年は3カ月だったけど、
今年は業績が悪いから
1カ月とか。昇給も、今までは
5%だったけど、今回は
一律500~1000バーツとか。
でも、まあ、一律400バーツ
はちょっとやり過ぎかも
知れません。
タイは今、人手不足でしょうか。
そうであれば、給料はどん
どん上がっていくわけですね。
工員のクオリティーの問題は
置いておいて。
その中で、こういうことも
起こるわけですが、企業側は
それほど儲かっていない
現実があるのだと思います
ね。三菱のエアコンは
タイではベスト5には入る
でしょうか?
日本の会社でこういうことが
起こるというのは、会社側も
相当厳しい現実がある、
ということだと思いますね。