先日のリタイヤメントビザ(ロングステイビザ)
の取得、更新の際に医療保険の
加入義務が追加される、という
ニュースですが結局、10/31を
過ぎても、バンコクのイミグレー
ションでは一向に適用されてお
らず、日本などで取得してくる
O-Aの人向けの告知だということ
に落ち着いたようです。
日本からリタイアメントビザを
取得してくる人は、カテゴリー
の O-A で、その申請は東京のタイ大使館
のサイトに
10.医療保険証
タイ国内で治療費用補償がある保険で、保険金額が怪我の場合は40,000バーツ以上、病気の場合は400,000バーツ以上であり、補償期間はそれぞれ1年以上であること、又はそれ以上の滞在予定の方は滞在期間が補償されていること。(これらの補償内容は必須条件となります。)
以下のどちらかの医療保険証を提出して下さい。
10.1 日本の海外旅行保険証(医療保険証)をお持ちの場合は、保険証の原本及びコピー2部
10.2 日本の海外旅行保険証(医療保険証)をお持ちでない場合は、タイ国内保険会社の医療保険証原本もしくはコピー2部
※タイ国内保険会社の医療保険は、以下のウェブサイトから加入可能。
https://longstay.tgia.org
このように記されております。
この場合の適用ということですね。
なので、タイで取得する人、更新
する人はカテゴリーOなので該当
しないということになります。
それを確かめるべく、タイ人スタッ
フにイミグレーションで担当官に
聞かせたところ、「そうです」と
いうことのようで、それならもう
少し前に「この適用は海外から取得
してくる人が対象で、タイ国内で
更新している人に対してではない」
とひと言いってもらえればそれで
済んだのに、毎日、うちのスタッフ
は通ってますからね。
しかし、これを間違えた原因とし
ては、これが告知された際、確かに
O-Aと書かれていましたが、我々、
タイでビザを扱っているものにとっ
てリタイアメントビザ(ロングステイビザ)
のO、あるいはO-Aというのは、
ほぼ同じ意味あいのものですね。
日本でO-Aを取ってきた人はタイ
で更新する際はOに変わるわけで、
まあ、言ってみれば同じカテゴリー
ともいえますよね。
その上、そもそも、タイの中の
イミグレーションがなぜ、その
O-Aについて、広く告知する必要
があるのでしょう。海外のタイ大使館
で取ってくる人の必要書類が1つ
増えただけではないでしょうか。
まあ、タイで事業をやっていると、
こういうグチが常に出てきますが、
いずれにしても、こういう告知に
対しては用心しなくてはいけない
ということです。
しかし、そもそもタイ政府は外国人
のタイ滞在について、保険に入ら
ずにやって来て、医療費をタイ政府
が立て替えている件について対処
していく、というのが方向なので、
長期滞在のリタイアメントビザの
人から始める!というのは理にか
なっていると思うので、次はタイ
国内で取得、更新する人に対して
もあるのかも知れませんが、まだ
先のこと、ということですね。
でも、とりあえず、海外旅行保険
ぐらいはやはり、かけておいた方
がいいですよね。
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ロングステイのリタイヤメントビザの人に医療保険をかける義務が10月31日から
タイでリタイアメントビザ(ロングステイビザ) を取得する人や、1年更新している 外国人に対して、10月31日より 医療保険に加入することが義務 付けられます。 → イミグレーションの告示 1年間で外来 …
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ロングステイビザでまた、追加書類
先日、ロングステイのリタイヤメントビザ の人が、10月31日から医療保険 の加入が必要になる、という 告示がありましたが、実際に イミグレーションで、「10月 31日から一斉にビザを取って いる人が加 …
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>日本でO-Aを取ってきた人はタイで更新する際はOに変わるわけで、まあ、言ってみれば同じカテゴリーともいえますよね。
ここが一番の問題です。
従来は、上記の通りに理解していましたが・・・チェンマイやパタヤのイミグレーションによれば、日本で(日本以外の国でも)「O-A」を取った方が、タイ国内で1年後に延長(更新)しても、「O」にはならず、「O-A」のままということのようです。従って、「O-A」の方はいつまでも「O-A」のままで、10月末から延長する方は医療保険が義務付けられるようです。(その旨の看板が窓口に掲示してあります)
医療保険を回避したければ、「O-A」は捨てて、期限直前にタイを出国し、期限日以降に再入国し、タイ国内で「O」ビザを取るように指導されています。