先日、ランチにエムクオーティエ

上階のレストラン街に行きました。

ほとんど行き尽くしたように思い

ますが、「これ！」という店は

私にはあまりありませんね。なぜ

でしょう。

　そもそも、このレストランの

構造がいまいちかも知れません。

3階のユニクロとか4階の紀伊国屋

とか、そのまま5階に行ってレスト

ラン街があるわけではなく、別棟に

移って、6階まで上がらなくてはい

けなくて、らせん状に上がっていっ

て、11階ほどまで行くとそこでお

しまいで、あとは戻るしかない。

　あまり機能的でないということ

ですね。店側からすると、ここで

家賃10万バーツ払って、本当に

利益が出るのかというと、人が

来るのは昼時と夕方からですが、

席数も少なくて「エムクオーティ

エにも店を出している」という、

格を上げるために出店する以外、

本当に利益が出る店として数え

ることができない。

　ということで、路面店でやっ

ている店は出店しないんだと思

いますね。どうしてもザ・モール・

グループから出店してくれ、と

言われたら家賃半分で出店でしょ

うかね。

　さて、今回はぐるぐる回って、

最終的に一度も入ったことがな

く、外から一目瞭然の店「菊花園麺家」

に座りました。

　ステーキのARNOSのとなり

ですね。

　とってもシンプルな店構えで、

となりのクイッティアオの店と

比べると、ちょっと入りづらい、

というか、店内が外から丸見え

で、小さなテーブルが８つくら

いしかなく、喫茶風の造りです。

　この店はトンローのソイ９に

もありましたかね？何度か店前

を通って、入ったことがなかっ

たですが、今回、エムクオーティエ

で初めて入りました。

　この手の、香港のおかゆと

ヌードルの店は、東京にいたとき、

30年ほど前のことですが、ファスト

フードっぽい店が出来てきて、そこ

で食べたことがあります。

　麺は自家製風で、細くてやわらか

くて、タイ人にはよいと思いますね。

えび入りワンタンもよいですね。

スープも透き通った中華スープで、

この一品で100バーツです。

　もう一つの麺はセットで175バー

ツでしたが、マッサマンのような

だんご入りスープが別途に付いて

いました。これはどういう意味か

いまいちよくわかりません。

　点心はなかったように思います

が、点心があれば、リピートする

店として記憶に残ったかも知れま

せん。