帰省中、昼食をいっしょに食べようということで
オフクロを施設から連れ出し、タクシーに乗って
近くのうどん屋さんへ行くことになりました。
たまに行くうどん屋さんということですが
私は初めてです。きっと、ちょっと高級そうな
値が張る店かなあ、と期待していました。
タクシーを降りて、地下鉄の北大路駅から
ほど近い、新町通りを少し入ったところにある
店でした。(なんや、普通の店や)と店構えを見て思い、
店に入りました。のち、調べたところ、その店は
兎月庵(とげつあん)という店です。
11時25分だったので、まだ客向けの準備はしていない感じで、
テーブル席と、小上がり席が一望できました
そのテーブル席も、ちゃんと4人分割ってあって、
それが結構せまい。ダイの大人がこの割り付けで
大丈夫かな、と思いましたが、まあ、何とか、
枠内に座れました
厨房が客席から見えるのですが、
親子代々やっている感じの店で、
普通の庶民的なうどん屋さんですね
出前などもやっていて、
地域に根付いた店ですね
オフクロはちらし寿司、私は天ぷらうどん、
オヤジは鍋焼きうどん
一番初めに来たのはちらし寿司
そういえば、東京に出て来て、
ちらし寿司はあまり食べませんでしたね
のちバンコクに行って、ランチでちらしを
オーダーする日本人女性のを見て、
「え~、ちらし寿司って、刺身のネタが
そのままごはんにのっているんだ!」と、
少しびっくりしたものでした。
それからというもの、それが自分の中では
標準になっていたので、今回のちらしは
ん?という感じで、玉子の下にはしいたけ、
その下はごはん。刺身ネタがないぞ!
せめてブツ切りになっているとか、
そういうものではないの?
とオヤジに言いました
ずっと京都で育ったのですが、
すっかり、ちらし寿司のネタは
忘れていました。こういうのを
京都では「ちらし寿司(ばらずし)」というのだったのかな
のち、私の天ぷらうどんは、えび天が1つでした
え~と思いましたが、あとで、小上がりに
座った2人客の一方が、天ぷらうどんを
たのんだので、「私は一見だから1つ?
あっちは常連そうだから2つ?」と思い、
お椀の中までは見えないのですが
はしで天ぷらを食べる動作をじって
見ていたのですが、勢いよくかきこむ
姿を見ていて、あれも1つしかない!
と確証しました。
でも味はよかったです。もし次来るとしたら
違うメニューがいいですね
ちなみにちらし寿司600円、天ぷらうどん800円、
鍋焼きうどん950円でした